Ethernet OAM にはいくつかの規格が存在しています。
ベンダー毎の実装状況はというと、Cisco や Juniper などの
主要ベンダーは IEEE をサポートしています。
というわけで、本サイトも IEEE を中心に書いていきたいと思います。
Ethernet OAM の機能は大きく分けて以下の 3 つに分けることが出来ます。
2 つの隣接する Ethernet 機器を接続している回線の状態を
監視することを目的とした機能で、障害を検知して上位層へ通知したり、
冗長経路へ切り替えたりすることができます。
2 つの隣接していない Ethernet 機器間の状態を監視して、
障害時には上位層プロトコルへ通知したり、冗長経路へ
切り替えたりすることが出来る機能です。
エンドツーエンドの通信経路において、状態を監視し障害が
発生した場合は上位層へ通知するだけでなく、パフォーマンスや
遅延といったパラメータを管理する機能を持っています。
IEEE802.3ah は隣接する Ethernet 機器間の物理回線や通信状態を
管理することを目的とした機能で、以下のような機能があります。
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