TCPの場合のポートチェックは、スリーウェイハンドシェイクの機能を
利用します。
まず、対象のサーバーにSYNフラグを立てたパケットを送信します。
対象サーバーで該当のポート番号がオープンであれば
(サービスが起動していれば)、サーバーは「SYN+ACK パケット」を
返信します。
もしサービスが停止していてポートがクローズしていれば
「RST+ACK パケット」を返信します。
◯正常な場合
◯サービスが停止している場合
UDPの場合、UDPパケットを該当サーバーに送信した時に、
何も返信がなければサービスが起動していると判断します。
もし、「ICMP port unreachable」のメッセージが返信されてきた場合は、
サービスが停止していてポートがクローズしていると判断します。
◯正常な場合
◯サービスが停止している場合
UDPの場合はTCPとは違って、パケットの到達性を保証することはしないため、
ネットワーク上でパケットフィルタリングされていた場合も、
パケットの返信がないためポートがオープンしていると
判断されてしまいますので、事前にパケットの到達性を確認しておくなどの
考慮が必要になります。
最後に便利なポートチェックツールをいくつかご紹介しておきましょう。
・Nmap
ポートチェックツールで最も有名なツールといえば nmap では
ないでしょうか。
ポートスキャンだけでなく、OSおよびバージョンの検出機能、サービスと
そのバージョンの検出機能など、多くの機能を兼ね備えているのが特徴です。
Nmapの使い方はこちらのサイトが分かりやすいです。
nmapの実用的コマンド10選
ネットワ-ク初心者のみなさま。
ネットワークの基礎知識を疎かにすることは
大変危険です!!
これを読めばネットワークの基礎が分かる!!
ネットワーク関連の仕事に就きたいとお考えの学生の方や、ネットワークに興味があって転職を考えている社会人の方、まずは登録してみてください。
もちろん無料です!!
↓メールマガジン購読はこちら↓