今回は、「SNMPマネージャー」と「SNMPエージェント」の
やりとりに利用されるメッセージフォーマットについて
見ていきたいと思います。
SNMPパケットは、一般的な「ヘッダ」と「データ」という形式ではなく、
「タイプ」と「長さ」そして「値」という3つのフィールドが使われていて、
4つの階層構造になっています。
1階層目では、SNMPのバージョン番号(v1、v2c、v3)を指定している
フィールドと、SNMPマネージャとSNMPエージェント間で
やり取りする認証用の識別子を指定する「コミュニティ名」フィールド、
SNMPコマンドのフィールドが含まれています。
2階層目では、SNMPパケットの役割を伝えるためのコマンドを指定する
「コマンドタイプ」フィールド、それぞれのリクエストを識別するための、
リクエストIDやエラー状況を伝えるためのエラーステータスなどの
フィールドがあります。
エラーステータス・フィールドの値の意味は以下のとおりです。
3階層目では、複数の管理情報のフィールドがあり、
最後の4階層目で管理情報の種類を意味するオブジェクトIDと、
その値がペアで入っています。
実際にネットワークの運用を行う上で押さえておきたい点は
以下の2点です。
SNMP(Simple Network Management Protocol)は、
コマンドのやり取りで機器やネットワークの管理を行います。
Simpleと名が付いているように、コマンドも5つしかありません。
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