数値型は数を表すのに使用されるデータ型です。数値型には、「整数型(int)」、「浮動小数点型(float)」、「複素数型(complex)」の3つがあります。
実際に数値を引数に割り当てて、引数のデータ型を調べて見ましょう。データ型を調べるには、type()関数を使用します。インタラクティブモードで以下のように、数字をnumという引数に割り当てた後に、type()関数を実行してみます。
>>> num = 100
>>> type(num)
<class 'int'>
結果を見ると、「<class ‘int’>」となっていますので、整数型クラスであることがわかります。次に小数点のある数値を割り当ててみます。
>>>
>>> num = 3.14
>>> type(num)
<class 'float'>
「<class ‘float’>」となり、浮動小数点型であることがわかります。
整数型と浮動小数点型の数値を計算すると、結果は浮動小数点型になります。
>>> num = 10 + 5.5
>>> print (num)
15.5
>>> type(num)
<class 'float'>
整数型の数値どうしの計算でも、結果によっては浮動小数点型になります。
>>> num = 10 / 3
>>> print(num)
3.3333333333333335
>>> type(num)
<class 'float'>
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