Pythonのin演算子を使うと、その値がListやTupleの要素であるかどうかを調べることができます。説明だけだとよく分からないと思いますので、実際に試してみます。
#変数aにリストを代入
>>> a = [1,2,3]
>>> print (a)
[1, 2, 3]
#in演算子を使って値が含まれていればTrueを返す
>>> 1 in a
True
#値が含まれていなければFalseを返す
>>> 4 in a
False
数字ではなく、文字列でも使用可能です。
>>> moji = ["一","二","三","四"]
>>> print (moji)
['一', '二', '三', '四']
>>> "二" in moji
True
>>> "五" in moji
False
in演算子とは逆に、ListやTupleの要素ではないことを調べるには、not in演算子を使用します。
>>> moji = ["一","二","三","四"]
>>> print (moji)
['一', '二', '三', '四']
>>> "二" not in moji
False
>>> "五" not in moji
True
in演算子を使って実際にプログラムを書いてみます。一桁の数字のリストを用意し、入力した数字がリストに含まれるかどうかを判別してみます。
num = int(input("数字を入力してください:"))
nums = [1,2,3,4,5,6]
if num in nums:
print ("リストの中に" + str(num) + "は存在します。")
else:
print ("リストの中に" + str(num) + "は存在しません。")
実行結果は以下の通りです。
% python if.py
数字を入力してください:1
リストの中に1は存在します。
% python if.py
数字を入力してください:9
リストの中に9は存在しません。
Pythonではif文を簡潔に記述することも可能です。
if num in nums:
print ("リストの中に" + str(num) + "は存在します。")
else:
print ("リストの中に" + str(num) + "は存在しません。")
先ほどの上記if文を簡潔に記述すると以下のようになります。
print (("リストの中に" + str(num) + "は存在します。") if num in nums else ("リストの中に" + str(num) + "は存在しません。"))
このようにif文を簡略化する記述を条件演算式といいます。書式は以下の通りです。
値1 if 条件式 else 値2
条件式が成り立つ場合に「値1」を返し、成り立たない場合は「値2」を返します。
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