Pythonにはいろいろなデータ型が組み込み型として用意されています。これらの組み込み型を活用することが、効率良くプログラミングしていくための鍵となります。特に文字列型やList、辞書などはよく使用しますので確実に理解するようにしましょう。
Pythonでの文字列はstrクラスが使用されます。strクラスには、文字列を操作するためのさまざまなメソッドが予め用意されています。メソッドの実行方法は以下のように指定します。
インスタンス.メソッド()
主なstrクラスには以下のようなメソッドがあります。
メソッド | 意味 |
---|---|
lower | 文字列の全ての文字を小文字にする |
upper | 文字列の全ての文字を大文字にする |
swapcase | 大文字を小文字に、小文字を大文字にする |
capitalize | 最初の文字のみ大文字にする |
replace | 文字列を置換する |
startswith | 最初の文字列を判定する |
endswith | 最後の文字列を判定する |
find | 指定した文字列が含まれているかどうかを判定する |
split | 指定したセパレータをもとに文字列を区切る |
#変数testに「Hello World」を代入
>>> test = "Hello World"
#lower()メソッドで小文字にして表示
>>> print (test.lower())
hello world
#upper()メソッドで大文字にして表示
>>> print (test.upper())
HELLO WORLD
#変数testに「Hello World」を代入
>>> test = "Hello World"
>>> print (test.swapcase())
hELLO wORLD
#変数testに「hello world」を代入
>>> test = "wello world"
>>> print (test.capitalize())
Hello world
#変数testに「Hello World」を代入
>>> test = "Hello World"
#replace()メソッドで「Hello」を「Googbye」に変換
>>> print (test.replace("Hello","Goodbye"))
Goodbye World
#変数testに「Hello World」を代入
>>> test = "Hello World"
#startswith()メソッドで、変数testの最初の文字列に「Hello」が含まれるか確認
>>> print (test.startswith("Hello"))
True
#startswith()メソッドで、変数testの最初の文字列に「Goodbye」が含まれるか確認
>>> print (test.startswith("Goodbye"))
False
#変数testに「Hello World」を代入
>>> test = "Hello World"
#endswith()メソッドで、変数testの最後の文字列に「World」が含まれるか確認
>>> print (test.endswith("World"))
True
#endswith()メソッドで、変数testの最後の文字列に「Goodbye」が含まれるか確認
>>> print (test.endswith("Goodbye"))
False
#変数testに「Hello World」を代入
>>> test = "Hello World"
>>> print (test.find("Goodbye"))
-1
>>> print (test.find("Hello"))
0
>>> print (test.find("World"))
6
#変数testに「Hello World」を代入
>>> test = "Hello World"
>>> test2 = "a,b,c,d,e,f,g"
#セパレータを指定しない場合、空白行で区切ってリストに変換
>>> print (test.split())
['Hello', 'World']
#「,」で区切ってリストに変換
>>> print (test2.split(","))
['a', 'b', 'c', 'd', 'e', 'f', 'g']
ネットワ-ク初心者のみなさま。
ネットワークの基礎知識を疎かにすることは
大変危険です!!
これを読めばネットワークの基礎が分かる!!
ネットワーク関連の仕事に就きたいとお考えの学生の方や、ネットワークに興味があって転職を考えている社会人の方、まずは登録してみてください。
もちろん無料です!!
↓メールマガジン購読はこちら↓