OpenFlowでいう「フロー」とは、以下の例のように、同じルールを持つ通信の集合体のことをフローといいます。
OpenFlowコントローラは、管理者が定義したフローをOpenFlowスイッチに指示することで、OpenFlowスイッチは「フローエントリ」として内部に保存します。
このフローエントリは、有効期限の間 OpenFlowスイッチ内で保存され、OpenFlowスイッチはこのフローエントリを参照して、フレーム/パケットを処理します。
この時に、受信したフレームがフローテーブルのルールにマッチしない場合、OpenFlowコントローラに問い合わせます。
OpenFlowコントローラはどのように処理するかを決定して、結果をメッセージとしてOpenFlowスイッチに送信します。
メッセージを受信したOpenFlowスイッチは、指示に従ってフレームを処理します。
OpenFlowスイッチが保持するフローテーブルは、OpenFlowスイッチがフレームを転送する際に参照されます。
そういう意味でもフローテーブルは、従来のルーティングテーブルやアドレステーブルと同様の役割をします。
また、フローテーブルに保存される情報は、データ転送の「条件」とその条件にマッチした時の「動作条件」がセットで保持されます。
この「どういったパケット(Match)を、どう処理する(Instruction)というルール」を「フローエントリ」と呼び、フローエントリの集合のことを「フローテーブル」と呼んでいます。
フローテーブルの構成は、先ほど説明した「マッチ条件(Match)」と「動作条件(Instruction)」の他に、いくつかのオプションがあります。
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