簡単なようで実際にやってみると意外に難しいことが仕事の引継ぎ。
ワタシも過去に何度か引継ぎをする立場になった経験があり、
その度に「どうもうまいこと引継ぎができんなぁ」なんて
反省することしきりでして。
じゃあ一体うまい引継ぎってどんなんだろう?
ということで、ワタシの浅い経験と友人知人の意見をまとめて、
うまい引継ぎをするためのポイントというものをまとめてみました。
仕事の進め方、進捗状況をしっかりと引き継ぐことは基本中の基本。
担当している全ての業務を漏れなく伝えるようにしましょう。
業務ごとに必要なファイルやデータの在処を伝えることも忘れずに。
去る者後を濁さずが基本です。
前任者さんは、「引継ぎが適当でも困るのは後任者さんだから適当でいいや」
なんて考えが頭をよぎるかもしれません。
遠足は家に着くまでが遠足なように、業務も引継ぎを終えるまでが業務ですから
しっかりと作成しましょう。
逆に後任者さんも「こんな仕事引き継がれてないよぅ…」なんて泣きを見るのは
自分なわけですから、遠慮せずがんがん突っ込みを入れましょう。
知り合いの中には紙だけの引継ぎなんてのもあったそうです。
もし可能であれば引継書だけではなくて直接会って
自分のコトバで話すことが必須。
文章だけでは勘違いの元ですし、話しているうちに、
「そういえばこんなこともあったなぁ」なんて思い出すことも
多々あります。
通常業務よりも、「目に見えない経験(ノウハウ)」がものを言う部分を
しっかり引き継ぎましょう。
実は後任者はこの「目に見えない経験」をしっかりと聞き出すことが
かなり重要
通常業務はある意味「習うより慣れろ」でうまくいく部分が多いのですが、
泥臭い部分って「慣れる前に習いたい」ものなんです。
「あのお客様は~な性格だから、合うときは~な感じで」とか、
「このネットワークはこんなクセがあるから気をつけて」とか。
不具合の関係で設定で逃げている部分やお客様のネットワーク特有の設定、
ケーブルの配線状況などなど、細かいことだけど結構重要です。
その他にも…
なんてのも必要かもね…
仕事が出来る人は、今まで対応してきた内容や
設定に関するTips的なことなど、ちょっとしたことを
メモとして残しておいてくれます。
もしメモを残しているのであれば、それも引き継いでおきましょう。
かつてローカルにWikiをインストールして、何かある度にそこに
書き残してくれている方がいました。
引継ぎ書と一緒にそのWikiも併せて引き継いで、
「とりあえずWikiに残しておいたから、なんかあったらWikiを検索してみて」
と言って去っていった凄腕の先輩もおりました。
もしネットワークスキルが劣る人に引き継ぐ場合は、
勉強用におすすめ参考書も引継ぎ書と一緒に渡すのも
良いかもしれませんね。
以上、引継ぎをする上でのポイントを書いてみましたがいかがでしょうか?
他にも「これも大事だよねぇ」なんてことがあったら是非とも教えてください。
私も勉強になりますし。
ネットワ-ク初心者のみなさま。
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