OSPFではインターフェイスのコストは、帯域幅が大きいほどコストは小さくなります。10M イーサネット回線を経由するよりも、56K シリアル回線を経由する方が、必要なオーバーヘッドが高くなり(コストが大きくなり)、時間の遅延が長くなります。コストの計算には次の公式が使用されます。
コスト = 100,000,000 / 帯域幅(bps)
たとえば、10M イーサネット回線を経由する場合のコストは 10^8/10^7 = 10 となり、T1 回線を経由する場合のコストは 10^8/1544000 = 64 となります。
OSPFのデフォルトでは、インターフェイスのコストは帯域幅に基づいて計算される。
ip ospf cost コマンドで手動設定することも可能。
OSPFではコストが同じ回線があればデフォルトでロードバランシングを行う。最大で4パスまで。
OSPF はHELLOパケットをブロードキャストネットワーク(EthernetやTokenRing)では 10 秒ごと、NBMAネットワーク(Frame-RelayやATM)では 30 秒ごとに送信します。
HELLOパケット更新間隔はip ospf hello-interval で変更可能。
待機時間(HoldTime)は通常は HELLO インターバルの 4 倍で、デフォルトでは 40 秒と 120 秒。待機時間は ip ospf dead-interval コマンドで変更可能。
Hello を受信した Router は、自分の知っている経路情報を持つアップデートパケットを送信する。
このアップデートパケットを返信することで近接関係(neighbor)が確立される。
隣接関係の確認はshow ip ospf neighborコマンドで確認できる。
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