※ASとは、単一の技術管理組織に基づくルータの集まり。ASが相互接続された状態がインターネット。0~65535までの番号で、プライベートとして64512~65535が使用可能。
AS番号割り当て機関
・日本:JPNIC (http://www.nic.ad.jp/)
・アジア太平洋地域:APNIC (http://www.apnic.net/)
・ヨーロッパ:RIPE-NCC (http://www.ripe.net/)
・南北アメリカ、カリブ海沿岸諸国、アフリカ:ARIN (http://www.arin.net/)
BGPは目的のNetworkに到達するために経由するAS情報を経路情報として交換します。
上図の例だと、AS400の192.168.1.0/24のNetworkがAS100に届くまでに経由するASがAS300、AS200を経由するので、AS100にある経路情報は[192.168.1.0/24はAS200-AS300-AS400]となります。
また、ASパスを参照してそのリストに自身のAS番号が含まれていた場合、その経路を受け取らないことでループを回避することが出来ます。
iBGPはBGPルータ同士が直接接続している必要はなく、離れていてもピアを確立することが可能です。
ただし、iBGPで得た経路は他のiBGPルータに伝搬されないため全てのiBGPルータとフルメッシュでピアを確立する必要があります。
解決策は…
(1)ルートリフレクタ(RR)
BGPルータをルートリフレクタにすることでiBGPで学習した経路を他のiBGPルータにアドバダイズ出来るようになります。
そうすることによって各iBGPルータはルートリフレクタとだけピアを確立すれば良いわけです。
当然、1つのAS内で複数のルートリフレクタを指定することも可能です。
(2)BGPコンフェデレーション
1つのASを複数のサブASに分けることにより、iBGPフルメッシュを穏和することが可能です。
各サブAS内はフルメッシュで構成し、サブAS間をeBGPで接続することにより実現できます。
サブAS間のeBGP接続は実際にはiBGPルーティングと同じ動き(後述するパス属性など)をします。
ネットワ-ク初心者のみなさま。
ネットワークの基礎知識を疎かにすることは
大変危険です!!
これを読めばネットワークの基礎が分かる!!
ネットワーク関連の仕事に就きたいとお考えの学生の方や、ネットワークに興味があって転職を考えている社会人の方、まずは登録してみてください。
もちろん無料です!!
↓メールマガジン購読はこちら↓