ネットワークとは?(2)
ネットワークと一口にいってもいろいろあるものです…
ネットワークには、その規模によっていくつかの呼び名があります。
例えるなら…
ハンバーガーと一口に言ってもチーズバーガーがあったり照り焼きバーガー
があるように、ネットワークにもその大きさによっていくつか呼び名がある
わけです。
LAN (Local Area Network)
“ラン”と読みます。
同じ建物や大学など物理的に隣接している場所で機器どうしをつないだネッ
トワークのことをいいます。
一般的にLANで使用される伝送メディアはより対線や同軸ケーブル、無線な
どが使用されます。
下図のような1つのビルの中で構成されるようなネットワークはLANと呼ば
れます。
WAN (Wide Area Network)
“ワン”と読みます。
都市や国など地理的に離れた場所どうしを接続し、比較的規模の大きいネッ
トワークをいいます。
LAN同士を繋いだネットワークをWANと呼んだりします。
例としてAビルのLANとBビルのLANを繋いだ場合、それはWANと呼びます。
一般的にWANで使用される伝送メディアは光ケーブルや公衆網などが使用さ
れます。
離れたビル間を繋ぐネットワークはWANと呼ばれます。
その他にも…
インターネット(Internet)
世界中のコンピュータをつないでいる地球規模のネットワークです。
インターネットで使用されているプロトコル(ルール)には“TCP/IP”と呼
ばれるプロトコルが使われています。
インターネットは世界中で使われているネットワークですので、そこで使わ
れているプロトコルも世界的に決められたルールで無ければいけません。
そんなわけでしてTCP/IPもIETF(Internet Engineering Task Force)と呼
ばれる標準化団体で定められている規格なわけです。
イントラネット(intranet)
インターネットで使われている技術を応用して、
特定範囲(特定の企業内や
地域内など)のコンピュータをつないで構成されているネットワークをイン
トラネットと呼びます。
ある特定の人しか使用できないネットワークなわけです。
つまりインターネット技術を使ったLANのことですね。
エクストラネット(extranet)
イントラネット同士を繋げたネットワークをエクストラネットと呼びます。
こちらもインターネット技術を使ったWANだと思えばよいと思います。
規模や使っている技術によって呼び名が変わるというお話です。
まずはネットワークを知るためのとっかかりとしてネットワークとはどんな
モノなのかということを説明してきました。
ネットワークがどんなものか何となく分かって頂けたでしょうか
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