さてまずは、IPアドレスの表記をもう一度確認してみましょう。
10101100 00010000 00000010 00000001 ← 2進表記
172 . 16 . 2 . 1 ← 10進表記
このIPアドレスは一見数字の羅列だけのように見えるかもしれませんが、
さらに“ネットワークアドレス”と“ホストアドレス”に分けて考えること
ができます。
ちなみにここで1bytes(8bit)ごとに分けている固まりを左から第1オクテッ
ト、第2オクテット、第3オクテット、第4オクテットと呼んでおります。
“ネットワークアドレス”はIPアドレスを構成するビットの中で、データリ
ンクを識別するための値です。
ネットワークアドレスが同一のグループは1つの“ネットワーク”として扱
われます。つまりこういうこと。
このようにネットワークアドレスは、それぞれのネットワークを識別する値
だと思えば分かりやすいでしょうか
続いてホストアドレスですが、“ホストアドレス”は1つのネットワーク内
で一意の値である必要があります。
上図の例では第4オクテット部分の値がホストアドレスになります。
このようにネットワークアドレスとホストアドレスの組み合わせにより、IP
アドレスになるわけですね。
例えば…
学校の1つのクラス(1組、2組…)を1つのネットワークとすると、そのク
ラスの一人一人の名前がホストアドレスだと考えれば分かりやすいかな?
もちろんネットワークの構成によって、ネットワークアドレスとホストアド
レスの位置は変わってきます。
それでは、
“IPアドレスの中で、どこまでがネットワークアドレスで、どこまでがホ
ストアドレスになるのでしょうか”
という疑問がわいてきませんか?きましたね?
これを見分けるためにいくつかの概念が存在します。
以上、ネットワークアドレスとホストアドレスの解説でした。
というわけで次回は、基本中の基本であるアドレスクラス(address class)
という概念について解説していきます。
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