OSI参照モデルていうところの第3層 ネットワーク層の重要な仕事として
“ルーティング”があります。
ではこの“ルーティング”とはどのような仕事なのでしょうか?
一言で言うと「ネットワークでデータを送受信する時に、そのデータが正し
く相手に届くように経路の選択を行うこと」を言います。
例としてよく言われるのが、「各ルーターがバケツ・リレーでパケットを目
的地まで運ぶ」なんてのが使われますね。
まさしくその通りなのですが、バケツリレーを行っている途中に目的地まで
の経路が複数ある場合があります。
目的地までの経路が複数あった場合の時にいったいどの経路を何を基準に決
めるのでしょうか?
“ルーティング”についての知識は基本さえしっかりマスターしておけば後
はその応用にすぎません。
しっかりと理解するようにしましょう。
では今回は“ルーティング”の基本的な動作について解説していきます。
ルーティングを行う上で絶対に欠かすことができない装置
それが「ルータ」です。
ルータは「ネットワークでデータを送受信する時に、そのデータが正し
く相手に届くように経路の選択を行う」作業をしてくれます。
TCP/IPで通信を行う際の基本的な単位は「IPパケット」と呼ばれる集合体で
す。
1つのIPパケットには、そのパケットをネットワークに送り出した送信元の
IPアドレスと、そのパケットが到着先、すなわち宛先のIPアドレス、そして
実際のデータが含まれているのです。
ルータはIPパケットの送信元のIPアドレスと宛先のIPアドレスを参照して、
どこにパケットを届ければ良いのかを判断しています。
ルータはコンピュータと同じようにIPアドレスを割り当てる必要があります。
ネットワークは、この「ルータ」を複数経由することで大きなネットワーク
として動いているのですね。
当然インターネットも小規模なネットワークを、ルータを使って世界中を繋
ぐことで1つの大きなネットワークになっています。
上図のようにルータは複数のネットワークインタフェースを持っていて、
そのインタフェースそれぞれにIPアドレスを割り振る必要があります。
もちろんインタフェースは2つではなく、もっとたくさんのインタフェース
を持っているルータもあります。
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