EIGRP は HELLO パケットを高帯域幅リンクでは 5 秒ごとに、低帯域幅マルチポイント リンクでは 60 秒ごとに送信します。
5 秒ごとの HELLO:
60 秒ごとの HELLO:
HELLOパケット更新間隔はip hello-interval eigrp で変更可能。
待機時間(HoldTime)は通常は HELLO インターバルの 3 倍で、デフォルトでは 15 秒と 180 秒。待機時間は ip hold-time eigrp コマンドで変更可能。
ここでいうHoldTimeはRIPやIGRPのHoldDownTimeとは別物。
Hello を受信した Router は、自分の知っている経路情報を持つアップデートパケットを送信する。
このアップデートパケットを返信することで隣接関係が確立される。
隣接関係の確認はshow ip eigrp neighborコマンドで確認できる。
受信したアップデートメッセージからトポロジーデータベースを作成する。
トポロジーデータベースの確認はshow ip eigrp topology コマンドで確認できる。
Routerはトポロジーデータベースからルーティングテーブルを作成する。
ネットワークトポロジーが変化したときEIGRPRouterは変更分だけのアップデートパケットを送信する。
隣接関係の確立フロー
2Way → ExStart → ExChange → Loading → Full という流れのOSPFよりも速くコンバージェンスに達することができる。
種類 | 説明 |
---|---|
Hello | ネイバールータの発見と生存確認を行う(マルチキャストで送信される) |
Update | ルートの通知を行う。変更時に変更分だけ行う。(マルチキャストで送信される) |
Reply | Queryに対する返答(ユニキャストで送信される) |
Query | ルートの問い合わせに行う。ルートのダウン時にフィジブルサクセサが自身のTableに無い場合。(マルチキャストで送信される) |
ACK | Update、Reply、Queryに対する確認応答。(ユニキャストで送信される) |
※これらのマルチキャストは、Cisco独自のトランスポート層プロトコルを使用する。
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