UDP はトランスポート層で動作する、
コネクションレス型のプロトコルです。
コネクションレスなので、信頼性よりも
効率性重視の仕様となっています。
UDP のヘッダは以下のような構成となっています。
見れば分かるように、効率性を重視しているため
非常に単純な構造になっています。
それぞれのフィールドの意味は以下の通りです。
UDP は効率よくデータを送信することを目的としていますので、
といったことは一切無視して、データを相手に送りつけます。
もちろん相手がしっかり受け取ったかどうかは
まったく気にもしません。
そのため、UDP ヘッダには相手と自分のポート番号ぐらいしか
フィールドも存在しません。
今後説明していく TCP のヘッダサイズは
標準でも 20 バイトですので、いかに UDP には余計なヘッダが
付かないかが理解できると思います。
このことからも、UDP の通信効率は非常に良いことが
分かるのではないでしょうか。
でも、せめて相手に届いたかどうかは知りたい
という場合もあるでしょう。
その場合は、UDP にはそんな機能はありませんから、
さらに上のレイヤのアプリケーション層で実装することになります。
UDP を使用した代表的なアプリケーションプロトコルには
以下のようなものがあります。
トランスポート層(レイヤ 4)の役割
トランスポート層(レイヤ 4)の役割について
ポート番号
ポート番号について
コネクションとコネクションレス
コネクションとコネクションレスについて
UDP
UDPについて
TCP ヘッダ
TCP ヘッダについて
仮想コネクションの確立
TCP ヘッダについて
ACK による到達確認
TCP ヘッダについて
ウインドウサイズを利用したフロー制御
TCP ヘッダについて
TCPウインドウ制御
TCPウインドウ制御とスライディング・ウインドウについて
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