トラブルシューティングで使えるTCP/IPコマンド:Ping

トラブルシューティングで使えるTCP/IPコマンド

ネットワークのトラブルが発生した!!

そんな時にトラブルの切り分けに使えるような
コマンドを紹介していこう。

いざというときに知っておけば、幸せになれるかもしれませんよ。

ちなみにこれから紹介していくコマンドは、
もっとも使用頻度が高いと思われるWindowsXPで
使用できるコマンドを中心に紹介していきます。

Ping:ネットワークの接続性を確認する基本中の基本コマンド

やはりコイツを最初に紹介しておかねばなるまい。

PingはICMP(Internet Control MessageProtocol)を使用して、
宛先ホストとの接続性を確認するコマンド
です。

Pingはネットワーク層、つまりIPレベルでの接続性を
確認することができるコマンドです。

トラブルが発生したときは、まずPingで確認するのが基本
というぐらい基本中の基本コマンドですね。

Pingについての詳細は以下で解説していますので、
ご覧になってくださいませ。

 Pingを実行してみよう(1)

 Pingを実行してみよう(2)

Pingを使ったTips

Pingコマンドを使って、あるネットワークの全IPアドレスに
Pingを実行することも可能です。

例えば「192.168.11.0/24」のネットワーク上の全ての
IPアドレスに対してPingを実行する場合は、次のコマンドを
実行します。

 For / L %i IN(1,1, 254)do Ping -n 1 -w 1000 192.168.11.%i

このコマンドはタイムアウト1秒で1つのIPアドレスに対して
Pingを1回実行するコマンドです。

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