最近の新聞やニュースに度々登場する「WiMAX」というキーワード。
つい最近もこんなニュースがありました。
WiMAXとは最大約75Mbpsという伝送速度で、
約10kmのエリアをカバーできる無線技術のこと。
広範囲にこれだけの通信速度が使用できるのであれば、
ADSLやFTTHに変わって「ラストワンマイル」の主役になる
可能性を秘めている技術なのです。
そんな魅力的なWiMAXですから、各通信事業者は
ぜひとも商売していきたいわけです。
しかし、サービスとして提供するためには
WiMAXの免許を取得しなければならず、
その免許の割り当てを、年内に2社の通信事業者に
割り当てる予定になっています。
たった2枠しか割り当てられないため、
各通信事業者の激しい争奪戦が繰り広げられている
わけです。
今後、WiMAXを使用したサービスが始めれば
爆発的に普及する可能性もあり、個人的にも
WiMAXについてよく理解していない部分もあるので
今回からWiMAXについて書いていきたいと思います。
WiMAXとは最大約75Mbpsという伝送速度で、
基地局あたり半径10kmのエリアをカバーできる無線技術。
すでに米国では2008年にWiMAXサービスを開始すると
アナウンスしています。
米国以外にも、インドでは向こう5年で3億人が
WiMAXユーザーになるという試算もあるようです。
WiMAXはIEEEが策定した無線通信の標準規格である、
「IEEE802.16-2004」をもとに、WiMAX製品の
相互運用性のテストや認定を行う業界団体
「WiMAXフォーラム」が作成した仕様に基づいて
作られた技術を「WiMAX」と呼んでいます。
「WiMAX」には2種類の規格が存在していて、IEEE802.16-2004」を
ベースとした固定通信(FWA:Fixed Wireless Access)向けの
「WiMAX」と、「IEEE802.16-2004」にモバイルの仕様を追加した
「IEEE802.16e」をベースとしたモバイル通信向けの
「Mobile WiMAX」の2種類があります。
WiMAXの最大の特徴はなんといっても、
通信速度の速さとエリアの広さ。
最大約75Mbpsという伝送速度で、基地局あたり半径10kmのエリアを
カバーできるので、ADSLやFTTHにとともにアクセス回線として
利用できる可能性があります。
また、使用周波数帯が 2GHz~11GHz と低いために
山間部やビルの多い都市など見通しがきかない場所でも
通信が可能な点も特徴です。
一方、Mobile WiMAXは移動端末に用いられる規格で、
最大の特徴は時速120kmで移動していても通信が可能なこと。
使用周波数帯は 6GHz以下 でエリアは半径3km程度をカバーします。
Mobile WiMAXの伝送速度は約21Mbpsと成っています。
次回はWiMAXの規格について詳しく見て行きます。
WiMAX - WiMAXの基礎
WiMAXの基礎
WiMAX - さまざまな規格
WiMAXで使われるさまざまな規格
WiMAX - MobileWiMAX
MobileWiMAXの基礎
WiMAX - WiMAX が広範囲をカバーできる理由
WiMAX が広範囲をカバーできる理由
WiMAX - WiMAX は非常に柔軟
WiMAX は非常に柔軟
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