それでは実際に、Webアクセスをしたときの
パケットの流れを見てみましょう。
No.5とNo.6はWebアクセスしたURL(https://www.itbook.info/)から
IPアドレスを取得するために、DNSに問い合わせを送ったときの
パケットです。
No.5を見ると、SourceIPアドレスが172.16.1.79、
DestinationIPアドレスが172.16.1.254となっていますので、
172.16.1.79のIPアドレスを持った端末が、172.16.1.254のIPアドレス宛に
DNSの問い合わせを行ったということが分かります。
そして、No.6が問い合わせに対する返信のパケットになります。
このように、パケットを1つずつ確認していくことで、
どのホストがどのホストへどのようなサービスで通信を行っているのかを
確認することができます。
通信が出来ない端末のパケットをキャプチャすることで、
実は宛先IPアドレスが間違っていたなんてことは容易に突き止めることが
出来ます。
No.7以降では、DNSへの問い合わせで確認したIPアドレス宛に
HTTPアクセスをしています。
HTTPアクセスはTCPによる通信ですから、まずTCP 3 ウェイハンドシェイクを
実施し、その後HTTPによる接続を開始しています。
パケットキャプチャツール「Wireshark」 - Wiresharkって?
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パケットキャプチャツール「Wireshark」 - 早速キャプチャしてみよう
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パケットキャプチャツール「Wireshark」 - オプションを設定してみよう
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パケットキャプチャツール「Wireshark」 - Wiresharkの活用方法
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パケットキャプチャツール「Wireshark」 - Webアクセスの流れを見てみよう
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パケットキャプチャツール「Wireshark」 - ネットワーク上でWiresharkを使用する場合
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パケットキャプチャツール「Wireshark」 - パケットのフィルタリング
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