PMP資格取得までの道のり
PMPは試験範囲も広く、覚えることも多いため、事前に中長期的な計画を立てておくことが重要です。
具体的な学習時間として、合計で150時間程度は必要だと思います。
実際に私も合計で150時間以上は、PMPの学習に費やしてきました。
実際に私のPMP取得までのスケジュールは以下のような感じでした。
- 試験4ヶ月前
PM研修を受講し、35時間を確保
PMBOKを購入し、2回ほど流し読み - 試験3ヶ月前
PMP参考書を購入し学習
PMP試験問題集を購入し学習
PMBOKガイドの熟読
PMP受験申請 - 試験1ヶ月前
PMP試験問題集をひたすらやり込む(正解率90%がになるまでひたすら繰り返す)
PMP受験の予約
おすすめの本
A Guide to the Project Management Body of Knowledge: Official Japanese Translation(プロジェクトマネジメント 知識体系ガイド PMBOKガイド) Project Management Institute Project Management Inst |
PMBOK(プロジェクトマネジメント 知識体系ガイド)を一回も読まずに試験に挑む猛者もいるみたいです。
たしかに重いし分厚いので、あっという間に心をへし折る破壊力がある本ですが、大半はPMBOKから出題されるので、やはりPMBOKの中身はしっかりと理解しておくことは重要だと思います。
PMBOKを本格的に学ぶ前に、さらりとPMBOKとはなんぞや?を理解したいからは以下の書籍がおすすめです。
いちばんやさしいPMBOKの本 (技評SE新書) 深沢 隆司 技術評論社 |
内容は少し古くて、PMBOK第3版に沿った内容ですが、PMBOKの全体像を把握するには十分です。
試験当日のテクニック
もちろん試験内容をここに書くことは出来ませんが、試験を受験するにあたってのテクニックは書けますので、以下に合格率を上げるために試験当日に出来るテクニックを以下に書いておきます。
- 直前に9つの知識エリアとインプット、ツールと技法、アウトプットを丸暗記
受験直前に、9つの知識エリアとインプット、ツールと技法、アウトプットを丸暗記します。
特に単独で使われるツールと技法などは、よく出題されるようなので、必ず覚えておきましょう。
試験には、紙とペンが渡されますので、直前に暗記した内容を書き出しておきましょう。 - 問題文はじっくり読む
時間がないからと、問題文をさらっと読んで問題に取りかかることはやめましょう。
時間がなくても、落ち着いて問題文を読むことが合格への近道です。
特にPMP試験の場合、問題文の最後で「であるものはどれか」や「でないものはどれか」など、勘違いしやすい書き方が非常に多いため、最後までじっくり読むことが重要です。 - 分からなくても、時間が無くても、とにかく全問回答する
問題がさっぱり分からなくても、途中で時間がなくなっても、全問回答しておきましょう。
PMP試験は選択式ですので、分からなくても出来るだけ消去法を使って回答を絞り込んで、最後はエイヤで選択してしまいましょう。