最近のクラウド事情と今後の展望について
クラウドの最近の事情と今後の展望について、とても参考になる記事がありました。
クラウド・コンピューティング — The Economist:「企業 IT 特集」を読む
ネットワークエンジニアという立場で、今後のビジネスの行方を考える上で、気になった点を列挙してみました。
- クラウドは現在も成長を続けている
- 企業もクラウドへシフトしつつある
- 乱立気味のデータセンターは今後は統合への道を進む
- ソフトウェア市場は「アプリケーションの統合スイート」と「プログラムを作るプラットフォーム」という2つのグループが出来る
- ハードウェアとソフトウェアの境が曖昧になる
- クラウドの成長期はハードウェア・メーカーが勝者であるが、成熟期になるとクラウド・プロバイダが勝者となる
- 長い目で見れば、ハードウェア・メーカーはクラウド・プロバイダへのサプライヤーになるか、自らがクラウド・プロバイダになるかのどちらかに分かれていく
- 企業はますます「コア」(”core”)に集中し、「コンテキスト」(”context”)から離れていく
エンジニアといえども、今後どこにお金が流れていくのか、常にアンテナを張り巡らせておきたい。”