Ciscoのサイトには、ネットワークエンジニアにとって有用なツールが沢山あります。

Cisco機器を扱うエンジニアさんは、これら各種ツールを使いこなせば、かなり効率よく仕事が出来ますよ。

そこで個人的によく利用するツールを備忘録の意味も込めて記載しておきますよと。

 

その前にとりあえずCiscoのゲストアカウントを作っておこう

ツールを利用するには、Ciscoアカウントを登録する必要があり、一般の方はゲストアカウントしか取得できません。

アカウントごとのアクセスレベルは以下に記載されてます。
アクセスレベルガイド – テクニカルサポート – Cisco Systems

ゲストアカウントの取得方法はこちら
ゲスト： シスコとの契約をお持ちでない方の登録ステップ

ゲストアカウントは、かなり制限がきつく、IOSのダウンロードはもちろん出来ませんし、ツールも限られたものしか使用出来ません。
ただ、ゲストアカウントは無料で取得できますし、使用出来るツールもありますので、ネットワークエンジニアさんはとりあずアカウントだけでも取得しておけばよいかと。

 

利用頻度の高いツール

・Cisco IOS MIB Locator（ログイン無しで利用可）
Cisco MIBを含めた、MIBの一覧を確認できるツール

・Command Lookup Tool
コマンドを入力すると、そのコマンドの意味やオプションを教えてくれるツール

・Dynamic Configuration Tool（ログイン無しで利用可）
Ciscoのネットワーク機器を選択すると、その機器が持っているオプションや制限事項、デフォルトのメモリーサイズなどを調査することができるツール
新規に機器を検討する場合に重宝します。

・IP Subnet Calculator
IPアドレスにサブネット計算が出来るツール

・SNMP Object Navigator
OIDを入力すると、そのOIDに関する説明を確認できるツール

・Software Advisor
使用するハードウエアを選択するか、使いたい機能を選択すると、利用出来るOSを教えてくれるツール

・Cisco Product Identification Tool
各機器ごとに、どこにシリアル番号が記載されているのかを教えてくれるツール
保守者にとってはとっても助かります。

・Bug Toolkit
膨大に存在するCisco機器のバグ情報を検索できるツール

・Cisco Feature Navigator（ログイン無しで利用可）
IOSのVersionやFeature Setを選択すると、サポートされている機能を確認できるツール

・Cisco Power Calculator
各機器の使用電力量を調べることができるツール

・Cisco Product Advisor（ログイン無しで利用可）
必要なインタフェースや機能を選択すると、推奨機器を選んでくれるツール

・Error Message Decoder
エラーメッセージログを貼り付けると、エラー内容を表示してくれるツール

全ツール一覧はこちら
Support Tools & Resources – Cisco Systems