ぶれない信念
Dissatisfaction: Halloween 1991 / I M A U-M-N-B-N!
「東北地方太平洋沖地震」を起因とした福島第一原子力の放射能漏れの問題で、東京電力が袋叩きにあっていますね。
このように「何でもかんでもお前らのせいだ」と総攻撃される状況だと、どうしても我を失いがちになります。
例えば、顧客から理不尽な要求やクレームがあったりすると、いままで仕事をする上で持っていた信念が揺らいでしまって、「顧客志向とかどうでもよくね?」とか「こんな顧客とはやってられん!」という思いが出てきてしまうこともあります。
そんなときは今一度、「自分の信念」を再確認するようにしています。
「この仕事をしている目的、信念はなんだったのか?」
そんなことを考えながら、手帳に書いてある自分の信念を見返しています。
東京電力の経営理念は
「エネルギーの最適サービスを通じて豊かな生活と快適な環境の実現に貢献する」
だそうです。(PDF)
そのための3つの行動原則についても書かれています。
- 「感じる」
お客様の心、設備の声を敏感に感じ取る - 「考える」
相手を思いやり、何が出来るか深く考える - 「実践する」
決めたら、責任をもってすぐに実践する
今は何を言ってもやっても文句を言われるような状況ですが、東京電力の経営者はもちろん、全社員がもう一度、「会社の存在意義とは何だ?」という原点を再認識して、世論に流されることなく、自分たちの信念を忘れずに未曾有の危機に立ち向かって頂きたいなぁと思う今日この頃です。