リーダーシップ・チャレンジ
リーダーシップ・チャレンジ ジェームズ・M・クーゼス,James M.Kouzes,バリー・Z・ポズナー,Barry Z.Posner,伊東奈美子,金井壽宏 海と月社 |
日本のリーダーシップの権威である、金井壽宏先生が冒頭で、
「もしも、英語が分かる人で10年以上リーダーシップの研究や研修に携わっていながらこの本を知らない人がいたら、その人は「もぐり」だ」
と書かれているぐらい、本書は海外ではデファクトスタンダードなリーダーシップのテキストのようです。
仕事柄リーダーシップ関連の書籍はよく読むのですが、読めば読むほど、どこかで読んだことがあるような内容の要約だったり、言葉尻を変えただけのものだったり。
どうしてもリーダーシップに関するテキストのアジェンダをぶつ切りにして、一部分を切り取った書籍が多い気がしていて、体系的に書かれた書籍はないものかと探して出会った一冊。
これが全てかどうかは専門家ではないので分からないが、少なくともここまで網羅的で体系的に書かれた書籍は出会ってません。
本書でまとめられてるリーダーシップ行動のための「5つの指針」と「10の実践」、「20の行動」は血肉になるまで繰り返し見返すことになるでしょう。
マインドマップでもまとめておきましたので公開しておきます。
本書を読んでいてふと、長谷部 誠が語ったこのコトバを思い出した。
選手同士は年齢に関係無く平等だし、誰が偉いなんてない。気さくに、それでいて真摯に思ったことを言い合える関係を築くのがプロフェッショナルであり、僕の理想のチームだ。
これぞまさに理想的なチームであり、俺の目指すべきチーム像。
がんばろう。うん。