Googleが発表したOpenFlowを使ったネットワーク構成について

米国サンタクララで開催されたいた「Open Networking Summit 2012」で、最も会場が沸いたのがGoogleのキーノートセッションらしいです。(行ってないので知らんけども)

Googleが発表したのは、GoogleのDC間のトラフィックは、既にOpenFlowを使って100%運用しているという話。

[ONS2012]「DC間のトラフィックは既に100%SDN/OpenFlowベース」、米グーグル – ニュース:ITpro

どうもGoogleのバックボーンは、「I-Scale」と「G-Scale」と呼ばれる2つのバックボーンを持っていて、今回OpenFlowを使用しているのは、「G-Scale」と呼ばれるデータセンター間のトラフィックを運ぶネットワークのようです。

ユーザーサービスのトラフィックを運ぶ外向けのネットワーク(I-Scale)、もう一つは同社のデータセンター間のトラフィックを運ぶインターナルのネットワーク(G-Scale)だ。今回、OpenFlowを用いてSDN化したのは後者のインターナル向けのG-Scaleである。

「G-Sclae」のネットワークが実際にどうなってるのかと調べてみたらありましたよ。

GoogleOpenFlowWAN

Going With the Flow: Google’s Secret Switch to the Next Wave of Networking | Wired Enterprise | Wired.com

アジア、米国、ヨーロッパに跨がったネットワークのようですが、よく見るとアジアはシンガポールと香港のみで日本はないんですね。

Googleのサイトにデータセンターのロケーションリストがありますが、アジアはシンガポールと香港、台湾の3カ所のようです。

Locations · Google Data Centers

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