iPhone 5 はドコモで使用できるのか?
Appleが発表したiPhonn 5でようやくLTEに対応してきました。
iPhone 5は、使用する周波数帯ごとに3つのモデルを用意してきました。
ここで、各モデルがサポートする周波数帯をまとめてみたいと思います。
iPhone 5 の3つのモデル
GSMモデル A1428
UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,900、2,100MHz) GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz) LTE バンド4(AWS)および17(700b MHz)
CDMAモデル A1429
CDMA EV-DO Rev. AおよびRev. B(800、1,900、2,100MHz) UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,900、2,100MHz)、GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz) LTE バンド1(2,100MHz)、3(1,800MHz)、5(850MHz)、13(700c MHz)、25(1,900MHz)
GSMモデル A1429
UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,900、2,100MHz)、GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz) LTE バンド1(2,100MHz)、3(1,800MHz)、5(850MHz)
上記3つのモデルごとに、日本のモバイルキャリアで、どのモデルが使えるのかを以下にまとめてみます。
もちろん、SIMロック解除されていることが前提です。
日本のモバイルキャリアに対応したモデルまとめ
GSMモデル A1428
- ソフトバンク 黒SIM 3Gのみ
- NTTdocomo Xi SIM 3Gのみ
CDMAモデル A1429
- au SIM LTE、3G
GSMモデル A1429
- ソフトバンク LTE、3G
- NTTdocomo Xi SIM LTE、3G
auからは「CDMAモデル A1429」が、ソフトバンクからは「GSMモデル A1429」が発売されるので、特に意識は不要ですが、問題はNTTdocomoのXi SIMを使いたい場合です。
その場合のハードルは2つ。 1つめは、「GSMモデル A1429」のSIMロック解除された端末を準備する必要があります。 2つめは、Xiに対応したnano SIMを準備すること。
SIMフリーの端末は何とか準備出来たとしても、nano SIMについては、NTTdocomo(あるいは日本通信とか)から発売されない限り入手不可能、つまり現時点でiPhone 5をNTTdocomo回線で使うことは事実上不可能となります。