マイクロソフトがExchangeやSharePointをSaaSで提供

マイクロソフトの企業向けSaaSが日本で初公開:ITpro

マイクロソフトは2009年3月10日,Officeのサーバー機能をSaaS(Software as a Service)型で提供する企業向けオンライン・サービス「Microsoft Online Services」を公開した。当初は日本語ベータ版という形で公開し,2009年4月中に正式サービスに移行する予定である。利用登録した企業は,正式サービス開始後30日間まで無償で利用できる(最大20ユーザー)。

なんだかんだいって、マイクロソフト製品は使い慣れているだけに、マイクロソフトのクラウドビジネス参入は、企業向けクラウドサービスの普及に大きく前進しそうです。

Exchange OnlineとSharePoint Onlineのあらゆる機能が使える。5Gバイトの電子メール容量を提供し、Outlook2007との連携やWindows Mobileなどの接続もカバーしている。導入に適した企業として、100人から数千人規模でデスクワークの業務が多いユーザーを抱える企業を想定。

気になる料金は以下のようになる模様

Microsoft Online Servicesのライセンスは,ユーザーごとに課金する月額単位のサブスクリクション・モデルを採用している。日本での利用料金は未定だが,現在米国で提供している価格と同程度になる予定だ。スイート製品のBPOSの場合で米国での月額利用料金は15ドル。「日本では1500円から1600円の間くらいを想定している」(磯貝氏)。社内で運用しているExchangeやSharePointのサーバーがある場合には,これらのアカウントと統合することが可能で,同一のアカウントでMicrosoft Online Servicesのサーバーと社内サーバーの両方にアクセスできる(社内サーバーを利用するためのライセンスは別途購入することが必要)。

仮に従業員1000人の企業の場合で、年間約180万円の費用ですから、十分検討する価値はありそうですね。
特徴として、SLAを明確にして稼働率95%未満で100%返金を打ち出したところでしょうか。

サービスレベル契約(SLA)は、Exchange Onlineが電子メール、SharePoint Onlineは専用サイト、Office Communications Onlineがインスタントメッセージングなどで、月間のサービス稼働率の99.9%を保障する。稼働率が99.9%を下回った場合は料金の25%分に相当する金額を支払うか、同料金分のサービスを追加で利用できるようにする。稼働率が99%を下回った場合は50%分、95%を下回った場合は100%分を保証する。

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