パスワードリカバリを無効にするコマンドを入れても強制的にリカバリさせる方法
以前、Ciscoルータで、パスワードリカバリを無効にするコマンドについて書きましたが、「no service password-recovery」を設定すると、ROMMONに落ちなくなってしまいパスワードのリカバリが出来ません。
しかしこの状態から強制的にパスワードをリカバリさせる方法があるようです。
ただし、ルータのフラッシュを取り外すことが出来る環境が必須のようです。
Cisco IOS hints and tricks: Last-resort password recovery
手順は以下の通り
- ルータの電源を落とす
- フラッシュを取り外す
- ルータの電源を入れる
- IOSイメージが見つからずにROMMONに落ちる
- 「confreg 0x2142」でレジスタを変更
- レジスタを反映させるためにルータをリセット
- ルータの電源を落とす
- フラッシュを差し込む
- ルータの電源を入れる
実際に試したわけではないですが、「no service password-recovery」を設定してあって、パスワードも分からず、にっちもさっちもいかない状態であれば試す価値はあるかも。
あくまでも自己判断ですが…
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