プロジェクトマネジメントの定義は、「プロジェクトの要求事項を満足させるために、知識、スキル、ツールと技法をプロジェクト活動へ適用すること」と書かれています。

PMBOKでは、プロジェクトマネジメントを、5つのプロセス群と9つの知識エリアに定義され、それらを論理的な42のプロセスに分類しています。

プロジェクトマネジメントのプロセスマップ

このプロセスマップは超重要ですので、印刷していつでも見れる状態にしておきましょう。

プロジェクトマネジメントの主な活動として、以下の3つが含まれます。

  • 要求事項を特定すること
  • プロジェクトの計画及び実行に際して、各ステークホルダーのニーズや関心事、期待に取り組む
  • 以下の制約条件のバランスをとる
    スコープ
    品質
    スケジュール
    予算
    資源
    リスク

これら制約条件は通常、競合するものですので、プロジェクト・マネージャーはこれらの条件を、最適なバランスを目指すことが求められます。

どんなプロジェクトであっても、変更はつきもの。
そのため、計画はライフサイクルを通して反復的であり、かつ段階的に詳細化されていきます。
この段階的詳細化のことを「ローリング・ウェーブ計画法」と呼びます。

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