プロジェクトと定常業務の違いについて、序論でもまとめました。
「2-2. プロジェクトと定常業務」の章では、プロジェクトと定常業務の共通の特性と相互作用にについて書かれています。
共通の特性としては、以下の4つを上げています。
- 人による実施である
- 資源等に制約がある
- 計画、実行、監視・コントロールの対象である
- 組織の目標や戦略計画の達成手段である
定常業務はプロジェクトを実行しているビジネスの側面を支える役目をします。
そのため、プロジェクトと定常業務には以下のような相互作用が生まれます。
- プロジェクト・マネジャーは複数の事業マネジャーと協力して作業を行う
- 定常業務部門は、プロジェクト部門へ資源を提供する
- プロジェクトの結果として、定常業務が変更されるなど、影響を受ける
ここでは、プロジェクトと定常業務の共通の特性と相互作用について、理解しておきましょう。