ITにお金を使うのは、もうおやめなさい
ITはもはや競争優位を生み出すのではないですよということを提唱している書籍。
本書の内容をまとめると以下な感じ
・ITはもはや電気や鉄道と同じように、ごく当たり前(コモディティ化)の存在になった
・ITを利用した新サービスや新業種はすでに出尽くしており、今後今までのようなサービスは生まれない
・かつて企業はITに相当の予算を注いできたが、生産性の向上に寄与したデータはない
と、かなり乱暴に言い放っているのですが、読むとこれが言い得て妙だったりするのです。
もはやIT自体が競争優位になることはなく、無闇に予算をつぎ込むのではなく、コスト/リスク管理を行い、真に必要な部分に投資していくのが重要です。”