問題を問題として認識するには?
最近、ある問題に対して、問題を問題と捉える人もいれば、問題と気付かずに流してしまう人もいて、どうすればどんな人でも一律に問題を問題として捉えることが出来るのだろう?
ということを考えていました。
そもそも問題とは?というところから考えてみると、問題とは「目標やあるべき姿と現状のギャップ」と捉えることが出来そうです。
問題を問題として捉えることが出来ないってのは、「目標やあるべき姿を認識出来て居ない」のか、「目標やあるべき姿が間違っている」のかのどちらか。
では「目標やあるべき姿」を正しく認識するためには?
そこで考えたのが、インプットは必ず、「4W」のフィルターに通すというもの。
具体的には、「誰が(Who)」「いつ(When)」「どこで(Where)」「何を(What)」
の4つ。
- What
そもそも何のために必要なのか?本来のイシューは何かを捉え直す。 - Who
誰にとっての問題なのか?立場によって問題は大きく変化する。 - When
いつの時点の問題なのか?時間軸を明らかにする。 - Where
どこに問題があるか?今まで見ていた範囲を広げて、大きな範囲で考えてみる。
これらを総合的に判断し、「あるべき姿」を明確に認識する。
その「あるべき姿」と、「現状」を比べてみて、ギャップがあるのなら、それは問題であると認識できる。
ちなみに、WhyとHowを除いたのは、問題と捉えた後に、その問題を解決する時に使うもの(なぜ問題なのか?どのように解決するのか?)であって、問題を捉えるときには必ずしも必要とは言えないんじゃね?って理由で。
まずは個人で実践してみようかなと。
「解決法が見えないんじゃない、問題が見えないんだ」
(Gilbert Chesterton)
「シンプルに説明できないということは、
君がそれを理解していないということだ」
(Albert Einstein)