「クライアントをハッピーな気分にする」8つのこと
エンジニアだろうが営業だろうがバックオフィスだろうが、そこにビジネスが存在しているのであれば、最終的なゴールは「クライアントを満足させる」ことだと思っています。
(バックオフィスにだって、従業員というクライアントがいますよね)
クライアントを満足させることとは、突き詰めてみると「クライアントをハッピーな気分にし続ける」ことだと思います。
仕事をしていると、「クライアントのビジネスの成功を手伝うこと」だったり、「従業員の業務環境を改善していく」といった、最終的なゴールに目が行きがちです。
当然それは大事なことだと思うのですが、「クライアントをハッピーな気分にし続ける」ことが目的であるという前提で考えてみると、実はもっと大事な戦略があるのではないかと思います。
それは「日々の対応の中でクライアントを笑顔にすること」。
個人的にはまだまだ出来ているとは言い難いですが、自戒の意味も込めて普段私が心がけている「クライアントをハッピーな気分にする」8つのことをご紹介します。
クライアントと話をするときは、いつも笑顔で対応する
笑顔はクライアントを安心させます。大きな課題に直面したときこそ、笑顔で対応しよう。
その笑顔でクライアントは、「この人だったら親身に対応してくれる」と感じるでしょう。
相手が見えていなくても笑顔を忘れない
クライアントと電話で話をしている時でも、笑顔を忘れない。
相手が見えていなくても、話すトーンで相手が笑っているのかどうかは分かるもの。
もちろん、メールのやりとりも笑顔を心がけながら文章を書くように意識すると、自然と明るい文章になります。
会話の中でクライアントの名前を使う
クライアントとの会話の中に、必ずクライアントの名前を使うようにしよう。
自分の名前を呼ばれることで、クライアントは話に集中し、今まで以上に内容を理解しようと思うし、名前を呼ばれることでクライアントとの人間関係もよくなるはずです。
常に礼儀正しく振舞う
当たり前のことだけど、当たり前すぎて忘れがち。
クライアントが気を使った行動をしてくれたら「ありがとうございます」、クライアントがお礼を言ってくれたら「どういたしまして」。
そんな些細な行動の積み重ねで、あなたの存在を記憶してくれるはず。
定期的に顧客へのフォローを行う
システムを購入したら終わりではなく、永続的なお付き合いを心がけよう。
そのときに、何かを売ろうという考えは捨てて、「あなたの事を常に考えているのです」という気持ちを伝えよう。
クライアントが、「私のことを気にかけてくれている」と感じでもらうことが重要。
そのために、最近の仕事の様子を聞くだけでもよいし、購入してもらったシステムの調子を聞くのも良いかも。
あなたのことは特別ですと伝える
人は自分のことを受け入れられることが好きです。
「あなたは特別なクライアントです」という気持ちを伝えることは、クライアントが喜ぶのはもちろん、良い印象を持ってもらえるはずです。
さらに戦略的に行うには、クライアントに伝えてくれそうな人に、クライアントが素晴らしいということを伝えてみよう。
直接伝えるよりも、人づてで良い評判を聞く方が、人は喜ぶものです。
無理難題であっても、努力していることを見せる
例えあなたが解決出来ない問題であっても、努力したことや難題を解決しようとしたことはクライアントに見せよう。
プレゼント
クライアントと親密な関係になったら、パーソナルなプレゼントをあげてみよう。
あなたが好きな本とか、クライアントの趣味に関するものとか。
「売上を上げるため」などと、下心丸出しでやるのはナンセンス。
そもそも本来の目的である、「クライアントをハッピーな気分にし続ける」という価値観からも外れる行為です。
あくまでも、クライアントとは「クライアントをハッピーな気分にし続ける」という価値観を大事にしながら付き合っていきたいものです。
「クライアントを笑顔にすることがビジネスの成功を生み出す」
というビジネスの当然のルールを忘れないようにしないといけないなぁと思います。