米国では携帯所有者の半数がスマートフォンを持つ時代。国内は?
ニールセンの調査によると、米国では、2012年2月現在で携帯所有者の49.7%がスマートフォンユーザーになったようです。
Half of US cellular subscribers own smartphones: Nielsen – Technolog on msnbc.com
このままいくと、2012年3月にはスマートフォンユーザーが過半数を超えてくるだろうとのこと。
ちなみにスマートフォンのOS別の割合は以下のようです。
Androidが48%でApple iOSが32%、BlackBerryが12%。
直近3ヶ月以内に購入した割合を見ると、Androidが48%でApple iOSが43%と完全に2強の戦いになってきています。
国内の状況は?
少し古いですが、MM総研が2011年7月に2015年度までの携帯電話およびスマートフォン市場規模の予測を発表しています。
スマートフォン市場規模の推移・予測(11年7月) – 株式会社 MM総研
2012年3月末で、スマートフォンユーザーは全体の20%弱と、米国に比べると割合的には少ないです。
OS別の割合は以下の通り。
ただし、最新の国内携帯市場に関するレポートによると、以下のような割合になっています。
2011年第4四半期および2011年国内携帯電話市場規模を発表
Appleの強さは変わりませんが、予想以上に国内勢もがんばっているなぁという印象です。
上記記事には、2011年四半期のスマートフォン出荷台数比率は、全体の64.7%にまで上昇しているとのことです。
市場の嗜好もあるのでしょうが、キャリアのデータ通信ARPUの向上を狙ったスマフォ拡大戦略の効果もあるのでしょう。
ただ、スマフォ需要の急拡大にキャリアのネットワークの設備投資が間に合わずに、ネットワーク障害が多発している状況は何とかして欲しいすなぁ。