Ericssonが最新のモバイル動向レポートを公開
Ericssonが半期に1回発表しているモバイル動向レポートの最新版を公開しました。
Ericsson Mobility Report (PDF)
いくつか気になったグラフを紹介。
2012年第3四半期のモバイルサービスの契約数は64億人で前年同期比で9%増加。
2018年までのモバイルと固定の普及率。
モバイルに比べると、あきらかに固定通信の延びは鈍化。ただし減少はしていない。
通信方式別のトラフィック増加予測。
第2世代(GSM/EDGE)は2013年ごろがピーク。
第3世代(WCDMA/HSPA)は2017年ごろにピークを迎えると予想。
モバイルトラフィックの推移。
2009年に音声トラフィックをデータトラフィックが逆転し、2012年3Qには音声トラフィックの4倍強をデータトラフィックが占めている。
トラフィックの内訳。
ビデオトラフィックがスマートフォンで全体の約30%、タブレットだと約40%を占めている状況。
注釈にも書いてありますが、スマートフォンはiPhoneとAndroidのみ。
テザリングの状況。
iphoneかAndroid端末のテザリング機能を使って、モバイルPCを利用するのが大多数。
モバイル契約者数と通信方式の利用者推移。
モバイル契約者数は2012年で66億人、2018年で93億人に増加。
LTEの契約者数が2018年には16億人に増加。
モバイルトラフィックの推移。
スマートフォン、PC、タブレットの全てにおいて、2012年から2018年にかけて約30%の増加率。