Firefox OSスマートフォンZTE Open が一般発売
いよいよFirefox OS スマートフォンが販売されるようです。
Firefox OSスマートフォンZTE Open が一般発売、約9000円で無料通話分つきプリペイド – Engadget Japanese
欧州のモバイルキャリア Telefónica が、69ユーロ (約9000円)、30ユーロ約4000円分のプリペイド通話時間つき販売される模様。
個人的な注目はiOSとAndroidの2大巨頭にどのような戦略で挑むのかという点。
スペックを確認してみると、
- 3.5インチHVGA (480 x 320)タッチ液晶
- Snapdragon S1 プロセッサ (Cortex-A5 シングルコア最大800Mhz + Adreno 200)
- 256MB RAM
- 512MB内蔵フラッシュストレージ
- microSDスロット
- GPS
- 802.11a/b/g/n WiFi
- Bluetooth 2.1+EDR
- 背面3.2MPカメラ
- GSM / UMTS (3G) の各帯域サポート
と特に突出した部分は見当たりません。
Firefox OSの差別化ポイント
Firefox OSの大きな差別化ポイントはHTML5/JavaScriptでモバイルアプリを開発出来る点でしょう。
端末メーカーやプラットフォームを提供している企業の思惑に縛られずにアプリを提供できる点は、iOS/Androidでは生まれなかったサービスが生まれる可能性を持っているという点で、大きな差別化ポイントになりそうです。
もう1つの差別化ポイントはローエンドという点。
最近のAndroidも価格が上がっている印象がある中で、あえてローエンド市場を狙っているように思います。
日本を含む先進国は既にiOS/Android市場がパイを食い尽くして飽和状態ですので、あえてそこでは勝負せずにまだ荒らされていない先進国をターゲットにしているようです。
今後もFirefox OS スマートフォンが各メーカーから発売される予定ですし、これからの動きは注目してみたいです。