「internet.org」が、世界のインターネット接続の状況を発表
全世界の人々がインターネットに接続するために
Facebookが全世界にインターネット環境をもたらすことを目指して立ち上げた団体「internet.org」が、世界のインターネット接続の状況を発表しています。
A Report on Global Internet Access, a new study by Internet.org examines the current state of global internet connectivity and takes a close look at who’s connected, who’s not and why.
全世界のインターネットに接続した人は27億人で全体の37.9%とのこと。
先進国の接続率は76.2%で、発展途上国は29.8%にとどまっています。
インターネットの利用率も鈍化していて、2014年はグローバルで8.7%の成長となった。
今後、インターネットの接続率は向上させていくためには以下の3つの取り組みが必要だと書かれています。
インフラ
そもそもインターネットに接続出来るインフラが整備されてないといけない。
世界人口の90%以上がモバイルが使える地域に住んでいるので、モバイルをインフラの主役となる可能性を秘めている。
手頃な価格
人々はインターネットにアクセスするためのコストを払う余裕がないため、手ごろな価格であることが受容。
1日2ドル未満で生活しているようなアフリカでも払えるような料金プランが必要になってくる。
関連性
インターネットを使ったことが無い人々に対して、インターネットというものを知ってもらうこと、さらに英語以外の言語を使っている人々も読み書きできるように多数の言語に対応していかなければいけない。
世界の80%に該当するコンテンツを提供するには、少なくても92の言語に対応させる必要がある。
詳細は以下のPDFをどうぞ