Akamaiが2014年Q4のインターネット最新利用状況レポートを公開
Akamaiが2014年Q4のインターネット最新利用状況レポートを公開しています。
akamai’s [state of the internet](PDF)
かなりボリュームがあるので、気になったところをピックアップします。
セキュリティ
DDoS攻撃数の推移
大きな増加は無いものの、減少すること無く継続して攻撃数が推移しています。
DDoS攻撃の発信国ランキング
2014年Q3から8%減少したものの、相変わらず中国強し。
攻撃に使われるポート番号ランキング
Telnetが2014年Q3から2.5倍増と大幅に増加しています。
2位以下についても、2014年Q3に比べて全て増加しているのが興味深いところです。
インターネット普及率
ユニークIPv4アドレス数
米国を除いて軒並み増加しています。
それに併せてIPv4アドレスプール数も減少しています。
IPv6の状況
欧州が上位を占めていて、IPv6のトラフィック量はベルギーがトップ。ノルウェーが88%と大幅増で7位にランクイン。
国ごとの状況
インターネットアクセススピードランキング
全世界平均で、4.5Mbpsと20%の増加で、トップは韓国が22.2Mbpsでトップ。
日本が3位で15.2Mbps。最低がインドネシアの1.9Mbps。
以下はアジアに絞ったランキング。
モバイルコネクティビティ
モバイルアクセススピードランキング
アジア諸国に限ると日本が1位で8.3Mbps。
各地域ごとのランキング1位の国は以下の通り。
- アフリカ
モロッコ:3.0 Mbps - アジア
日本:8.3 Mbps - ヨーロッパ
イギリス:16.0 Mbps - 北アメリカ
アメリカ:3.2 Mbps - 南アメリカ
ベネズエラ:6.3 Mbps
モバイルブラウザ利用率ランキング
Safariが安定の1位
音声とデータのトラフィック状況
データ通信が安定の伸び
その他、詳細は以下のレポートをどうぞ。