総務省が「平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」を公表

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総務省が「平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」を公表しました。

なかなか興味深い内容でしたのでご紹介します。

スマートフォンの利用率

平成25年に、ガラケーと利用率をスマフォの利用率が逆転しましたが、平成26年には利用率の差はさらに広がっています。

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出典:総務省|「平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」の公表

最近のモバイル・キャリアの戦略を見ても、今後はガラケーからスマフォへの移行はさらに進んでいくものと思われます。

「ガラケー」消える? ドコモ加藤社長「“お客様にとってのフィーチャーフォン”はずっと提供したい」 – ITmedia ニュース

スマートフォンのネット利用項目別平均利用時間

スマートフォンのネット利用項目別平均利用時間を見ると、メール利用時間が減少傾向で、代わりにソーシャルメディアの利用が増加しています。

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ソーシャルメディアの利用率

ソーシャルメディアの利用率も上昇していて、アプリ別に見るとLINEが大きく上昇しているのが分かります。

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逆に、Mixi、モバゲー、Greeが徐々に低下しているのが興味深いです。

機器類型別に見ると以下の通り。

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基本的にはPCでの利用よりも、モバイルでの利用の方が多いですが、ニコニコ動画のみPCでの利用が多いようです。

ソーシャルメディア利用時間とメール利用時間との比較

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ソーシャルメディアの利用時間は70.9分/日で前年並みです。今後新たなイノベーションが起きない限り、利用時間の大きな上昇は無いように思います。

ソーシャルメディアの普及に伴って、メールの利用者が減っているのは、ある程度想像がつきますが、逆にメールの利用時間が上昇しています。
年代別に見ると、40代のメール利用時間が大きく上昇しているので原因ですが、これはビジネスのグローバル化に伴って、英語メールの利用が増えているんじゃないかなぁと勝手に想像。

主なメディアの利用時間

主なメディアの利用時間を見ると、やはりまだまだテレビが強いように見えますが、ネット利用時間との差が徐々に縮まってきているのが分かります。

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年代別に見ると、10代と20代はすでにテレビ利用時間をネット利用時間が上回っています。

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平日の時間帯別利用時間は以下の通り。

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メディアの重要度

メディアの重要度という観点ですと、やはりテレビが圧倒的です。

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信頼度という観点だと、新聞がトップ

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まとめ

ガラケーからスマフォへの移行、そしてPCからスマフォへの移行が確実に進んでいますね。
特にPCからスマフォへの移行については、今まで移行しずらかったビジネス領域に対しても、確実にスマフォで仕事を完結させる流れになると思っています。

また、テレビ離れも確実に進んでいるように思います。
今までは何もしなくても視聴者は増えていき、それに伴って広告会社が大量の広告を出すことで潤っていましたが、いつの間にか視聴者が減っていき、それに伴って広告会社の広告も減っていき、低予算のしょうも無い番組が増えるという負のスパイラルに陥っているように思います。

この負のスパイラルから抜け出すためには、テレビ離れしてしまった視聴者を呼び戻す為の新しいビジネスモデルを創っていかないといけないと思います。

詳細については、以下の総務省のサイトをご確認ください。

総務省|「平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」の公表

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