エリクソンが最新のモビリティ・レポートを公開
エリクソンが最新のモビリティ・レポートを公開しました。
Ericsson Mobility Report is one of the leading analyses of data traffic available, providing in-depth measurements from the world’s largest selection of live networks spread all around the globe.
Ericsson Mobility Report 2015(PDF)
以下にサマリを紹介します。
モバイル加入者の状況
2014年の世界のモバイル加入者すうは71億人で、2020年には92億人に到達する見込み。
トラフィックの状況
2014年のモバイルの月間トラフィック量は、3.3 EB/monthで、2020年には30.5 EB/monthまで急増する見込み。
地域ごとの加入者状況
2015年Q1の国別純増数は、インドが2600万でトップ。日本は400万の純増で5位。
モバイル技術の割合
LTEが順調に増えて、GSMが減少傾向し、2020年にはLTEが37億、WCDMA/GSMが38億加入者となる見込み。
インターネットに接続するデバイス数の推移
2014年では2.3億だったM2Mが大幅に増加し、2020年には260億デバイスがインターネットに接続されると予想。
2015年Q1のモバイルトラフィック
データトラフィックは2014年Q1と比べて、55%の成長率。
アプリケーションごとのモバイルトラフィック
2014年は全体トラフィックの45%がビデオトラフィックだったのに対し、2020年には全体の60%がビデオトラフィックになる見込み。
スポーツとソーシャルネットワーク
スポーツをリアルタイムで観戦しながら、ソーシャルネットワークを利用することが一般的になってきていて、モバイルトラフィックの傾向をみても明らかになってきているとのこと。
2014年のサッカーワールドカップの時には、WCに関するトラフィックが、4850万の写真のやり取りや450万のボイスコールのやり取りで、26.7TBに達したとのこと。
試合中のデータトラフィックは1.5TBに達し、普段の平均トラフィックの5倍のトラフィック。
ワールドカップ決勝の日のトラフィック推移
詳細いついては以下のPDFをチェックしてみてください。