毎日の作業ログを記録するタイムトラッキングサービス「wakatime」を試してみた
一時期話題になったライフログ。ライフログとは人の生活を長期間に渡りデータ化して記録し、日々の活動を振り返ることに使用します。ライフログを記録することで、
- 後で思い出すためのデータベースになる
- 新しい自分を発見できる
- 将来役立つ資産になる
といったメリットがあるみたいですが、結局ライフログを貯めるための作業が煩わしい上に、そもそもライフログが何お役に立つのか?という「そもそも論」に行き着いて、今では一日の振り返りをメモするぐらいです。
そんなズボラな私ですが、日々の業務の時間管理と棚卸しを一度してみたいなと思っていました。どれだけ怠けているのかとか、何に時間を費やしているのかを確認して改善できるところは改善したいなと。業務の作業ログをトラッキングできるサービスが無いものかと探してみると「Wakatime」が良さそうだということで試してみました。
WakaTime · Quantify your coding
普段使うエディターやTerminalにプラグインをインストールしておいて、あとは普段通りに使うだけで勝手に作業ログをプロジェクトごとに収集してくれます。結果はWakatimeのサイトで確認できます。無料プランは保存期間が7日間という制限はありますが、それ以外は全ての機能を利用することができます。
どの言語をどれぐらい使ったかがビジュアル化されて見ることができます。ちなみに、chromeの閲覧時間もトラッキングできるので試しに入れてみたところ、ほぼchromeの閲覧時間が占めているという結果に。。
プロジェクトごとの作業時間も見ることができます。
時間単位のトラッキングも確認することができます。
Wakatimeが対応しているエディタはかなり豊富で、ほとんどのエディターをカバーしています。
今後はFireFoxやPhotoshopにも対応するようです。
インストール手順は、各エディターごとに異なりますが、詳細なインストール手順が用意されているのでハマることはないかと。
普段使用しているSublime TextとiTerm2、chromeにインストールしてみましたが、圧倒的にchromeの閲覧時間が多いという結果。プログラマではないので、エディター以外のアプリで作業することも多いとはいえ、生産性向上の良いプレッシャーにはなりました。今後はエディター以外のアプリにも対応していってもらいたいところです。
ライフログ的なツールは、自己満足的要素が非常に高いので興味ない人にとっては「だからどうした?」ネタですが、個人的には見ているだけで楽しいし、完全自動化でログを収集してくれるのでやっておいて損はないかなと思いました。